ご注意: ●このキットは、汎用品ですのではみだした部分をカットする必要があります。
●ノリ面にゴミなどが付着すると剥がれの原因になります。
 周囲には付着しそうな物を置かずに作業してください。
●ヘルメットの形状によっては工夫して作業しなければいけないこともあります。
●返品・交換はできませんのでよく製品をお確かめのうえご購入ください。
●異型ヘルメットには対応しません。
[ 1 ] 道具を用意します

貼り付ける際に必要な道具を用意します。

●パーツクリーナー・・・脱脂に使用します。ホームセンターやバイクショップで購入できます。
●霧吹き・・・一般家庭用の霧吹きです。
●台所用洗剤・・・180mlの水に対し1〜2滴程度霧吹きに加えます。気泡が出やすくなります。
●スクレイパー・・・シールを貼る時の空気抜きに使います。ホームセンターなどで売られている樹脂のスクレイパーに薬局で売っている「キトサン リント布」を巻き付けテープで止めると完璧なスクレイパーができます。
●ドライヤー・・・伸ばして貼る時に使います。ドライヤーは必ず家庭用のヘアドライヤーを使用してください。
●マスキングテープ
●はさみ
●カッター(できればデザインナイフ。画材店などで購入できます)。

[ 2 ]  パーツを外します

シールド、バイザー、ベンチレーション等、外せる部品は全て外します。 外し方については各ヘルメットメーカーにお問い合わせ頂くか、ホームページをご覧ください。

※ヘルメットによっては、接着されているものもございます。
外せないパーツがある場合は無理して外さずに(D)を参照してください。

[ 3 ] 脱脂をします

パーツクリーナーまたは市販の脱脂剤をティッシュに吹き付け、ヘルメット全体をていねいに 拭き取ります。何度かティッシュを替えながら完全に油分を落とします。

(手につい入る汚れや油分にも気を付けてください)。


※シールドホルダ付ヘルメットはホルダを外し貼付け作業を行います。(ホルダには貼りません)

[ 4 ] ガイドラインを貼ります

付属のガイドラインを使いヘルメットのセンターに付属のガイドラインを貼ります。

フロント部分を先に貼り多少引っ張るように貼ると真直ぐ貼れます。

ベンチレーションの穴位置等を目安に定規などで計り、できるだけ正確にセンターに貼ります。

3本ありますので、つないで使用します。

[ 5 ] パーツを切り分けます


ハサミを使いパーツを1つずつ切り分けます。

キットを切らないように気をつけながらできるだけ余白がないように切り取ります。


[ 6 ] キット1を仮止めします

中心に貼ったガイドラインにグラフィックのフチが沿うように、キット1をマスキングテープで 仮止めします。

ヘルメットの形状によって多少異なりますが、目安として先端が1センチ程度ヘルメットの
プラスチック部分から飛び出すように貼ります。

※マスキングテープは端を折り返しておくと後で楽に剥がせます


[ 7 ] キット2を仮止めします

1枚目の後端から5ミリ程度離してキット2をマスキングテープで仮止めします。

ヘルメットの形状によって多少異なりますが、目安として後端が1センチ以上ヘルメットのプラスチック部分から飛び出すように貼ります。飛び出ない場合は一枚目の飛び出しを少なくするなどして調整します。

 


[ 8 ] キット1〜2を貼り付けます


位置が決まったらキット1と仮止めしたテープを剥がします。

貼付けする面にキット2の仮止めテープがないようにします。

霧吹きでヘルメットの貼付ける面を濡らします。(図1)

キットを台紙から剥がしノリ面を霧吹きで濡らします。(図2)

と同じようにラインに沿って貼ります。前から後ろに向ってライン寄りのキットを指で伸ばすように貼ります。貼る部分に穴や外せないベンチレーションなどがあっても気にせず貼ります。シワになりそうな部分は(A)〜(C)を参照してください。ベンチレーション部分や端のゴム部分との境目の処理は(D)を参照してください。

同じ要領でキット2も貼付けます。

※後で切り取る先端部分に目印をしておくと貼る時に合わせが楽です


[ 9 ] キット3〜5を仮止めします


図3を参考にしながらキットを仮止めします。

キット3から決めて行きますが、キットの間隔は5ミリ程度でお好みで決め、それぞれのキットが干渉しないように位置を決めます。

同時にキット3〜5の後ろの稜線ができるだけ円弧を描くようにします(図5)。

キット4〜5も同じように仮止めします。5のキットは両側を貼った時、フロントの中央に間隔ができるようになります。(図4)

※マスキングテープは端を折り返しておくと後で楽に剥がせます


[ 10 ] キット3〜5を貼付けます

位置が決まったらキット3から順に貼付けます。(貼付けする面に仮止めテープがないようにします。)

霧吹きでヘルメットの貼付ける面を濡らします。キットを台紙から剥がしノリ面を霧吹きで 濡らします。

仮止めした位置に貼り、後ろから前に向って指で伸ばすように貼ります(図6)。

貼付け面に突起があり、シワになるようでしたら突起が当たる部分のキットを×印に切り込み を入れておくと作業が楽です(図7、図8)。(貼付け後丸くカットします)その後、スクレイパーや 指で全体を貼ります。必要に応じて暖めながら空気とシワに気を付けて作業してください。

シワになりそうな部分は(A)〜(C)を、ベンチレーション部分や端のゴム部分との境目の処理は(D)
参照してください。

※初めはドライヤーを使わずにできるだけ指で伸ばしながら貼り、最後に ドライヤーを使うときれいに仕上ります。


[ 11 ] キット6を貼を付けます

霧吹きでヘルメットの貼付ける面を濡らします。キットを台紙から剥がしノリ面を霧吹きで濡らします。 [ 9 ]の図5の円弧に合わせて貼付けます。位置はパッケージの写真を参照してください。



[ 12 ] 反対側を貼付けます

貼付けの終わった側を参考に対象になるように貼付けます。対象に貼付けるので仮止め作業は不要ですが、不安な場合は仮止めを行ってください。

[ 13 ] 不要部分のカットと穴処理

(D)を参照し不要なグラフィックを切り取ります。切り取った後はドライヤーで暖めフチをよく押さえて貼付けましょう。ネジ穴やベンチレーションの穴などもカットします。

[ 14 ] バイザー部分の貼付け ※オンロードでは使用しません

[ 3 ]を参照に脱脂します。

キット7をバイザーの中心に貼ります。バイザーパーツは大きめに出来ていますので前後方向
はお好みの位置で決めます。数ミリ離してキット8、9を貼ります。フチは裏に折り返して貼付け、2ミリ程度残して不要部分を切り取ると仕上りがきれいです。凹んで穴が空いている部分は、ドライヤーで暖めて穴に向かって指で押しつけ、カッターで切り込みを入れ裏側に貼付けます。切り取ってもかまいません。余分なグラフィックを切り取ったらフチをドライヤーで暖めて指で馴染ませます。


[ 15 ] -組み立て-

センターのガイドラインを剥がし、外したパーツを組み付けて完成です。




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