-CAUTION-

(A)シワになりそうな部分の作業1 暖めて縮めます

MDFグラフィックキットはドライヤーで暖めると収縮する性質があります。シワにな りそうな部分をドライヤーで暖めると、シワがだんだん無くなっていきます。
(目で見て確認できます)伸ばしたいシワの周辺にもシワがある場合はそのシワも含めて全体的に暖める感じにドライヤーを当てます。


(B)
シワになりそうな部分の作業2 貼り付けます

シワがなくなったらスクレイパーや指で空気を出すように貼り付けます。収縮の限界があるので、シワが小さくなったらスクレイパーや指で空気を出すように貼り付けることで、外側に伸びてシワがなくなります。

※暖めた直後は傷つき易いので慎重に作業して下さい。貼り進むと部分的に剥がして再度貼付けをした方がいい場合もあります。



(C)消しきれないシワを消す方法


シワが非常に大きく暖めても収縮しきれない時は、シワの部分とその左右をドライヤーで暖め、写真のようにシワの左右を指で押さえ、左右にゆっくり引っ張ります。

一部分に寄ってしまったシワを左右に少しずつ振り分けて消します。
左右に引くときに多少手前にも引くようにするとより作業がスムーズです。




(D)
ベンチレーション部分や端のゴム部分との境目の処理

凹凸のある部分と不要なキットとゴム部分の境はドライヤーで暖め、最後にカットするラインがはっきり見えるように指やスクレイパーで押し付けます(図9〜図11)。

不要部分のカットは全体を貼り終えてから行います。ゴム部分との境目をカットする場合はゴムの隙間にカッターの歯を少し差し込むと楽にカットできます(1ミリ程度余分に残すようにカットするときれいに仕上ります。ゴムを切らないようにご注意ください)。

カット位置はお好みやヘルメットの形状に応じて、シワになりそうな部分や境目などでご自由にカットしてください。